一連の流れを見てみましょう。
- ①平成29年3月9日クラブ退部の表明どうなっても知りませんよ、との脅迫。
- ②H29.3以降H30.61年以上の人権侵害行為学校側も事実は認めた。体育の時間、校長・教頭が見回ることに。
- ③H30.6.26見回りがないときに起こったことは?プールの時間、炎天の下、体育座りを授業中に強要。
ここで問題だと考えるのは、当該問題教員が学校側に、虚偽の報告をしていること、です。
何が「虚偽」なのか、これから当時の記録を写しておきます。
児童の権利に関する条約19条1項
— 弁護士山下敏雅 : 子どもの法律ブログ (@children_ymlaw) June 28, 2019
締約国は,児童が父母…による監護を受けている間において,あらゆる形態の身体的…精神的な暴力,傷害…虐待,放置…怠慢な取扱い,不当な取扱い…搾取(性的虐待を含む)からその児童を保護するためすべての適当な立法上,行政上,社会上及び教育上の措置をとる。
守口市で起こった問題教員による「適切な」ご指導?人権侵害行為も容認?!
まずは「体罰」の定義について、
(1)体罰(通常、体罰と判断されると考えられる行為)
○身体に対する侵害を内容とするもの
・体育の授業中、危険な行為をした児童の背中を足で踏みつける。
・帰りの会で足をぶらぶらさせて座り、前の席の児童に足を当てた児童を、突き飛ばして転倒させる。
・授業態度について指導したが反抗的な言動をした複数の生徒らの頬を平手打ちする。
・立ち歩きの多い生徒を叱ったが聞かず、席につかないため、頬をつねって席につかせる。 ・生徒指導に応じず、下校しようとしている生徒の腕を引いたところ、生徒が腕を振り払ったため、当該生徒の頭を平手で叩(たた)く。
・給食の時間、ふざけていた生徒に対し、口頭で注意したが聞かなかったため、持っていたボールペンを投げつけ、生徒に当てる。
・部活動顧問の指示に従わず、ユニフォームの片づけが不十分であったため、当該生徒の頬を殴打する。
○被罰者に肉体的苦痛を与えるようなもの
・放課後に児童を教室に残留させ、児童がトイレに行きたいと訴えたが、一切、室外に出ることを許さない。
・別室指導のため、給食の時間を含めて生徒を長く別室に留め置き、一切室外に出ることを許さない。
・宿題を忘れた児童に対して、教室の後方で正座で授業を受けるよう言い、児童が苦痛を訴えたが、そのままの姿勢を保持させた。
もちろん「懲戒」は許可されていることは大前提です。そして、学校教育法第11条但し書きにおいて、「ただし、体罰を加えることはできない」という表現についての問いかけであることを理解して下さい。
守口市で起こった「体罰」に対して福西寿光議員を通して行った質問
平成30年6月26日に起こった事案に対して、福西寿光議員を通して確認を求めたときの資料を元に記録します。
【第31話】命を守るための力を…
暑さに慣れていない季節は、実は熱中症のリスクが高い時期。命にかかわる重大な事態を引き起こす熱中症を、まずは知ってほしい。そして、あなたや大事な人を守るために、実践してほしいです。まずは、しっかり水分とって、無理しないでね!!https://t.co/TNBFkDzBeq pic.twitter.com/jIo9QFrS0p
— 明@Ming (@rikukamehameha) May 25, 2019
体育の時間に校長・教頭の見回りがなかったときに起こった体罰
平成30年6月26日火曜日(期末試験の前日)、ある生徒がペットボトルを休み時間にプールに投げ入れた。
そのせいで(連帯責任として)、1、2組のプールの授業がありましたが、プールの脇に水かけなしで一時間、炎天の下水着のまま座らされました(罰として)。
その日の、次の授業、4組5組(投げ入れた生徒はこの5組にいます)でも、水着に着替えさされ、プールサイドで座らされました。女子も男子も炎天下の中1時間座らされました。4組5組には水掛けがありました。(ホースで水撒きをされました)。
この日はとても暑い日で、みんなしんどくなって学校から帰ってきました。
校長・教頭の見回りがない時に、上記のことが行われました。見回りがあった場合でも、上記の「ご指導」が行われたのでしょうか?
(注意をするのなら投げ入れた当人のみすべきだと考えますが)。

誰が水をかけていたのでしょう?問題教員だけでしょうか?生徒にもかけさしていましたよね?どういう基準で上下関係を作ったんでしょう?お気に入りかそうでないかでしょうか?この問題、大丈夫ですか?

指導要領にあるとおりの授業運営がされているのでしょうか?

虐待、体罰(肉体的苦痛を与えること)にならないのでしょうか?

教育委員会、並びに学校長は保護者・父兄に説明責任があるのではないでしょうか?

家に帰ってから、頭痛がして寝込んだ生徒もおり、翌日の期末試験に響いた生徒もいます。

「そんなつもりはありません」「生徒の受け取り方が悪いです」「誤解です」などと言った言い訳で責任逃れが許されていいのでしょうか?
・学校教育法 第11条「ただし、体罰を加えることはできない」の「体罰」に、上記事例が該当するかしないか。
・「校長・教頭」の見回り中でも、上記の「ご指導」が行われるのか、否か。「校長・教頭」は上記の「ご指導」を容認されるのかどうか。
しかし、教育委員会からの書面による返答はありませんでした。また、上記の事例があったことは確認できましたが、「安全確認のため」プールに入れませんでした、と当該教員が「報告」しているんですね。
そして、この当該教員は「水掛けは両方しています」と述べているわけです。ここがまず虚偽の報告なんですね。
暴行とは、人の身体に対する不法な有形力の行使をする行為のことをいいます。「石を投げて当たらなかった」「頭から水をかけてしまった」など、 被害者が怪我をしていなかった場合でも、有形力の行使があれば、暴行罪が成立します。
— 告訴・告発支援センター (@kokuso_kokuhatu) July 18, 2019
「水掛け」があれば問題ないとでも考えている様子です(笑)牛や馬じゃあ、あるまいし、わざわざ水着に着替えさせて、炎天の下、1時間の授業中「同じ姿勢を強制し続けた」こと、が適切かどうかを確認しているわけですよ、こちらは。
私は『隠れ体罰』というものが存在すると思っている。
例えば部活での練習態度が悪くてビンタされると当然体罰認定されるが、ビンタではなく炎天下の坂道ダッシュ100本ではどうだ?
途中で熱中症で倒れて救急搬送でもされないと体罰認定されない。
隠れ体罰は全国の学校の日常的風景としてある。
— 合法先生 (@barbeejill3) 2019年3月24日
「生徒の安全確認」のため(笑)ならばもちろん確認しましたよね?
「異物混入」により生徒の安全が確認されないため、プールサイドで待機させました。

このようなことがスラスラと出てくるわけです、恐怖を感じませんか?
ならばもちろん管理職側は、少なくとも以下のような確認はしているわけですよね?
- どの段階で「安全」が確保できたのか
- 「水の入れ替えはあったのか」(ペットボトルだけではないから待機ですよね?小さなガラスの破片でもあれば怪我をしますから!)
- 複数の教員によって安全確認の判断がなされたのか?
- わざわざ水着に着替えさせた真意。
- 最初のクラスにも「水掛」はあったとする「虚偽報告」に対する生徒・保護者への説明。
事案が発生した2,3日のうちに説明があるのだろうと、考えていましたが何もありませんでしたね。アンケートを取りましたか?
その日はもちろん3年生だけでなく、他学年のプールの授業もなかったんですよね?もちろんでしょ、これは。
当該教員の「ご指導」を容認している守口市に取材に入ってもらいました
上記の資料を読売新聞社の記者さんに提出し、連絡をとり守口市に確認していただきました。

いやはや驚きました。全く生徒たちの生命の安全などは考えておらず、自己保身、隠蔽のみに血眼になっている状態です
#前川喜平 さんのコラム。
「指導死」をめぐり
「生徒の人権を尊重しない者に
教師の資格はない」。#東京新聞 5月12日朝刊 pic.twitter.com/uxHANrLSlD— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) May 11, 2019
まとめ 上記事案が体罰でないならば条文引用のもと説明してください
こちらはもはや謝罪など求めていないわけです。一貫して「書面での説明」を求めているわけです。
虚偽の報告を修正しろ!などと言いません(笑)そのままでいいので、書面にして教育長の印を押して出してください、と再三要求しているわけです。
現場の報告は教育委員会には上がっているわけですからね。その虚偽の報告をどうぞ、そのまま書面にして出してください、と述べているわけです。
簡単でしょ?
ウソをついて、そのままウソを突き通せば大丈夫だ!などとお考えのようですが、、、。
なぜ《嘘》ばかりつくのか。それは、責任から逃げ、《すべてを被害者の責任にして、終わらせたい》という愚鈍な加害者の稚拙な策略がそこにあるから。聡明な被害者は、そのすべてを見抜いていることに、愚かな加害者は気づくことすらできない。
— 津田 明彦 (@akihiko_tsuda) 2019年3月22日
以上の点を文部科学省に質問しており回答待ちです

全国の被害者の皆さんの活動をみても結果はわかっているのですが、、。このような事が起こっても保護者並びに生徒たちに謝罪せず、隠蔽して終わりでは、「教育者」を名乗れないでしょう。
次の犠牲者が一人で悩まないように。
「学校」という世界しかない義務教育の中で、「大人たち」にまさか人権侵害行為をし続けられるとは夢にも思っていない、生徒たちの被害を少なくするために。
生徒たちの不安を少しでもなくせるように、残していきます。
最後に教育長の守口市議会での返答です。
福西議員の教育に関する御質問にお答え申し上げます。
教師による不適切な指導への対応についてでございますが、各学校においては、教員の指導状況を把握するため、管理職が日ごろの授業観察を行い、必要に応じ適宜指導・助言を行うとともに、不安を抱える児童・生徒の早期発見に向けては、教職員による観察に加え、個人懇談やアンケート等を通して行っているところでございます。
教員の指導に不安を抱える児童・生徒が発覚した際には、校内会議を開催し、情報共有を行い、速やかに課題を明らかにした上で、当該児童・生徒のケアを最優先にしつつ、管理職が継続的に状況把握と当該教諭への指導も行い、当該教諭の指導力不足の改善に取り組んでいるところでございます。
教育委員会としましては、教員が単独で威圧的な指導に陥ってしまわないよう、チーム対応を基本とした校内体制の確立に向けた指導・助言を行うとともに、教員が個々の児童・生徒の内面を理解しながら適切な指導が行えるよう、子ども理解や事例検討等の研修を実施しているところです。
学校で発生するさまざまな事象については、今後とも学校、教育委員会がそれぞれの責任のもと適切な対応を行うとともに、解決と判断された場合も含め、学校内での情報共有を徹底し、児童・生徒の継続的な見守りを行うよう校長等を通じて強く指導してまいります。
以上、御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
いやいや現場の校長が「変わりませんよ!」「そんなことぐらいで言うてくるな!」とおっしゃっているんですがね(笑)
最近、体育科の教員の校長が多い。
— 乱暴戯児 (@FNR4aFS4sTLVNkp) May 30, 2019
中学校では、任意の外部団体の中体連という組織を作り、勤務時間に活動したり、校長権限で公費出張の癒着ぶり。
確かに授業でアピールできない体育科が、部活を強制して自己利益に走ったのが部活や組体操。
文科省は、中体連を学校から排除し、教育の正常化を。
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